普段着で走っても様になるヤマハXSR700

スタイリッシュな外観が映えるこのモデルの特徴について

これまで数多くの名車を世に送り出してきたヤマハですが、そんな現在もっとも注目と人気を集めているモデルのひとつといっても過言ではないのが、ヤマハZSR700です。
性能面はもちろん、デザイン面でも高い評価を得ており、街乗りなど日常生活のちょっとした場面でも違和感なく運転できるデザイン性の高さがとくに注目されています。

大型バイクは、どうしてもサイズや重厚感から普段着で乗ると「バイクに負けてしまう」面があります。
乗るためにはツーリング用のジャケットなどが必要なイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかしこのヤマハXSR700は、大型バイクとしての重厚感を備えつつも普段着で乗っても様になる、そんな軽さと力強さとスタイリッシュな魅力を備えたデザインとなっているのが最大の特徴です。
そのため「都会に映えるバイク」といった評価も聞かれます。

おすすめの理由

デザイン面における全体の印象はヤマハらしい余計な装飾を配したシンプルなものですが、それが先述した力強さと軽さの融合を実現しています。
あまり装飾豊かな大型バイクを町で運転していると、周囲の目が気になって肩身が狭い思いがする、場違い感を味わいながらの運転になってしまうといった悩みを抱えがちです。
しかしこのヤマハXSRはシンプルなうえにスリムなラインを備えていることもあって、そうした悩みを感じずに街乗り・普段着乗りを楽しむことができるのです。

全体的にデザインはオーソドックス、一見すると特別な個性はないかもしれません。
しかし全体のバランスの良さが、これまで挙げてきた特徴をもたらし、高い評価をもたらす原動力になっていると言えます。

なお、このモデルは同じヤマハから開発・発売されているMT-07と共通のプラットフォームが採用されています。
ですから、これまでヤマハのバイクに親しんできた方たちにとっては馴染みやすい面を持ち合わせている一方、より乗りやすさ、扱いやすさを重視した変更が加えられています。

例えば、ハンドル位置をやや高め、そして手間に変更することで視認性を向上させるとともにサスペンションが柔らかく感じる作りになっています。
一方でラバーマウントの材質に硬めのものを採用することで、タイヤの動きをよりダイレクトに、生々しく感じられる仕組みになっています。

つまり、扱いやすい一方でヤマハらしいスポーティーな魅力は損なわれていないわけです。
エンジンもMT-07と同じ「CP2」エンジンが採用されており、優れた走行性と路面から伝わってくる感触がライダーにダイレクトに伝わってくる臨場感を味わうことができます。

このようにMT-07のプラットフォームを採用し、このシリーズの良さを継承しつつもよりカジュアルな印象を強めたのがヤマハXSR700と言えるでしょう。
大型バイクに興味はあるけどそんなにツーリングに行く機会はない、普段の街乗りでも使いたい、そんな人にピッタリな選択肢になってくれるはずです。


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