日本を代表する ホンダ CB1300SB

2018年にモデルチェンジをしたホンダ CB1300SB

Honda CB1300SBは2018年にモデルチェンジされた国内最高峰と言ってもよい高性能スポーツバイクです。

ちなみにCB1300には「CB1300 SUPER FOUR」と「CB1300 SUPER BOL D’OR」の二種類があり、後者の方をCB1300SB(スーパーボルドール)と通称しています。

この「ボルドール」というのは「金杯」という意味で、24時間耐久レースの名前としても見かける言葉です。
実際に「CB1300SB」は耐久レースでも走行可能なハイスペックを備えており、Hondaだけでなく日本を代表する一台と言ってもよい仕上がりとなっています。

位置づけとしてはCB1300SFのモデルを引き継ぎつつさらに細部をパワーアップさせたのがCB1300SBで、リッタークラスネイキッドの主力車種であるだけでなく、現行のCBファミリーのフラッグシップモデルとされています。

もともとはCB1100スーパーフォアから派生した後継車種として1997年の第32回東京モーターショーで登場したものでしたが、のちの1998年からは独自モデルとして販売されるに至っています。

CB1300といえば有名なのが白バイとして採用されているという話です。
白バイ仕様のCB1300と市販車とでは若干装備に違いはあるものの、基本的な性能はそのまま使われているのでいかにその性能が評価されているかということがわかります。

ちなみに白バイとして採用されているバイクは同じくHondaのVFR800とCB1300の二種類となっていますが、比較的新しいのがCB1300ということになります。

白バイにも採用されるハイスペックを搭載

基本的なスペックを紹介すると、エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒で、総排気量は1284ccです。

CB1300SBのエンジンをかけてみるとすぐに低音に響くエンジン音がするのですが、この音がバイク愛好家に非常に受ける理由の一つにもなっています。

ジャンルとしてはネイキッドスポーツとされており、SSのような走行性能を搭載していつつもクラシカルな雰囲気があります。
乗ってみたレビューとして良く聞かれるのがその反応速度の良さで、スロットルを回した時のレスポンスの鋭さなどがレーシングバイク並の鋭さとなっています。

一般公道を走行するには十分すぎるほどのエンジン性能があるので、高速道路などの長距離ツーリングをしたくなるバイクですが、実は低速回転時にも安定的な走行ができるという細かな仕様も備えられています。

Hondaのバイクらしくハンドリングなどの基本性能は平均的に良く、大型バイクにあまり慣れていない人でも安心して乗っていくことができます。

あえて気になる点ということで挙げていけば、大排気量車ということで車体が重く小柄な人に取扱が難しいということがあります。
先に白バイについて触れましたが、女性の白バイ隊員さんなどはCB1300SBよりもむしろ車体が小さくて軽めのVFRの方がよいと感じることもあるようです。


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