ホンダ ホーク11の特徴とスペック
ホンダ ホーク11は2022年4月に発売されたモデルで、カフェレーサーのスタイルで作られているロードスポーツバイクです。
このホンダ ホーク11の大きな特徴は、フロントのロケットカウルでしょう。
昔懐かしい雰囲気を感じさせるロケット型のデザインで、一体成型によって作られているカウルは滑らかな流線型を取っています。
レトロ感と共にスポーティーな雰囲気が出ていて、独特の個性を作り上げているのです。
エンジンは1,082ccの排気量で、ホンダのバイクで人気が急上昇しているレブル1100やNT1100と同じタイプのエンジンとなっています。
ボディー構造にはセミダブルクレードルフレームを採用していて、耐性が強く重量の割に堅牢でタフなボディーに仕上がっているのも特徴です。
ホンダ ホーク11は6速のMTのみのモデルとなっていて、最近のホンダのモデルには自動変速システムのDCTが搭載されているのですが、それと一線を画す形です。
ライドバイヤイヤの電子制御機能を持つスロットルと、エンジンとブレーキングをコントロールしてくれ、ライディングモードを4つの中から選べる機能も搭載されていて電子化が図られています。
このモードはスタンダードに、パワフルな走りを楽しめるスポーツモード、濡れた路面でのトラクションを安定させるレインモード、そしてユーザーがカスタム設定できるモードを設けています。
シート高は820mmとなっていて、多少高めですがシート下の幅を狭めて足を下ろしやすい構造となっていますので、実際には足つき感が良いです。
また、ライディングポジションはスポーツタイプということで多少前傾姿勢となります。
ホンダ ホーク11がおすすめの理由
やはりこの独特のデザインは他のモデルでは見られない個性豊かなものですので、カフェレーサーのレトロ感が好きな人にはたまらないでしょう。
それでいて、フロント下にあるラジエーターの迫力やマフラー系統の存在感は無骨な雰囲気が強く、アグレッシブなバイクに仕上がっています。
見た目は昔懐かしいのですが、その中身は最新テクノロジーの塊のようなものです。
電子制御されたトラクションはライダーに安心感を与えますし、幅広い路面状況で走りを満喫できる機能性を持っています。
こだわりの職人仕事を手に入れられるのも、ホンダ ホーク11の魅力です。
個性の表れであるロケットカウルは職人が手作業で塗装を行い、独特の質感を生み出しています。
計算されつくされた流れるような曲面も見る人を魅了するもので、ホンダのセンスが詰まっています。
パーツ点数は300を超えるとされていますが、それを完璧なバランスでボディーの中に詰め込んだ設計力にも脱帽です。