画像引用元:Ninja – Legendary Performance: カワサキ モーターサイクル&エンジンカンパニー
スポーツタイプのバイクの超人気車種
カワサキのNinjaといえば「世界一速いバイク」として広く知られている車種です。
このキャッチフレーズは決して大げさなものではなく、現行モデルとして販売されていバイクの中で市販品として世界最高記録を持っているのです。
もっとも日本国内の公道ではそのトップスピードを出すことはできないのですが、サーキット内で走行するときには十分に優れた走行性を体感することができます。
正確には世界一速いとされている車種は「Kawasaki Ninja H2R」というモデルで、2015年と2016年に発売をしています。
排気量は1000ccで水冷直列4気筒エンジンを搭載、スーパーチャージャーによる最大326PSの最高出力という、他のバイクとは明らかに異なる高次元のスペックを実現しています。
あまりにも走行性能が高いために、このH2Rモデルはカワサキが公式に「公道NG」を出しているため一般道路で走行するには別の一般向けモデルを選ばなければいけません。
その前に同じように公道NGとなっているNinjaモデルを紹介すると「Ninja ZX-10RR」「Ninja ZX-10R」「Ninja ZX-6R」といったものが現行販売されています。
一方公道OKのNinjaとしてはカワサキ公式には「Ninja400ABS」や「Ninja400」「Ninja250SLABS」「Ninja250」「Ninja250SL」などといった排気量が小さめのものが中心となっています。
しかし実際にはNinjaZX-6Rを公道で使用している人はおり、その場合にはカワサキの正規ディーラーからではなく輸入車を取り扱う企業(ブライドなど)から逆輸入車として購入する方法によっています。
そのあたりちょっとわかりにくいところなのですが、とりあえず中古市場で探してよいモデルがあればそうしたものから選ぶのがよいと言えます。
初めて乗るならNinja250クラスがおすすめ
バイクマニアやカワサキのバイクの熱狂的なファンという人なら、やはり本来の性能を体感できるZX-6Rのようなハイスペックモデルに乗りたいと思うかもしれません。
ですが高性能エンジンを搭載していることが最大の特徴であるNinjaにおいては、250ccクラスのモデルでも十分に乗りごたえがあり、排気量以上の楽しみがあります。
むしろスポーツバイクとして楽しむなら車体が軽量なモデルの方が扱いやすいということもありますので、初めてNinjaに乗るなら中型のものから買ってみることをおすすめしたいです。
中古でNinja250を購入する場合の価格帯はだいたい30~70万円くらいのレンジとなっているので、新車のメーカー希望小売価格の約64万円と比較して選ぶとよいでしょう。