ホンダ VFR800F・VFR800Xの特徴を紹介

伝統的V4エンジンを搭載したVFR800F・VFR800X

HondaのVFR800シリーズは伝統的なV4エンジンを搭載している代表的モデルです。
ジャンルとしてはツアラーバイクとされていますが、コンセプトとなっているのは「大人のスポーツツアラー」ということで、乗りやすさと走行性との両方を兼ね備えている非常に乗りやすいバイクとなっています。

ちなみにVFR800は白バイとしても採用されており、パワー、信頼性、耐久性のバランスが非常によいメンテナンスもしやすいというところに特徴があります。

Hondaの公式でも「旅をしながらスポーツをする」というキャッチフレーズが使われており、800ccという排気量の大きさを活かした安定的な走行ができるところが魅力です。

VFRファミリーは1986年に発売されたVFR750F、VFR400R、VFR400Zの三車種が起源となっており、その後多くのモデルがこれまで登場してきました。

VFRに共通した特徴となっているのがV4エンジンを採用しているということで、モータースポーツ界を圧巻したV4エンジンを市販車として購入することができるということでスポーツバイク愛好家から熱狂的な支持を受けました。

1999年10月から排ガス規制が国策として施行されたことにより大型モデルチェンジがかかりましたが、時代の流れに応じて仕様を変更しながらこれまで系譜がつなげられています。

VFRで採用されている環境性能として「PGM-FIシステム」があります。
こちらは電子制御燃料噴射装置と言われるもので、ECU(エレクトロニックコントロールユニット)により運転中の様々な状況に応じてエンジン内の空燃比を調整してエンジンに送り込むことができるようになっています。

燃焼効率を高めることにより有害物質が排出されるのを防ぐことができるので、それが排ガス規制をクリアする条件となっています。
そういった意味でHondaのVFR800というのは走行性能や操作性といったところだけでなく、内部機構においても国内トップレベルのハイスペックマシンということになります。

ETC2.0にも対応済み

時代とともに新装備が次々投入されていくVFR800ですが、現行モデルとして2019年3月8日が最新となっています。
エンジンは水冷4サイクルDOHC4気筒で、総排気量は748ccです。

従来モデルまでの本体価格はスタンダードモデルで138万2400円であったのに対し、2019年の新モデルでは149万4720円となっているので値上がりされています。

2019年モデルの一つの目玉となっているのが新カラーの登場で、レッドとともにインターセプターカラーであるパールグレアホワイトの二色展開しています。

値上がりの理由のもう一つが今回から採用されることになったETC2.0機器で、その他にもエマージェンシーストップシグナルなどの安全性能が向上しているところに特徴があります。

バイク本体を体格に合わせて調節できるシートアジャスターもあり、4通りのポジションから自分に合ったスタイルで乗ることができます。


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