マフラー

マフラー交換はカスタムの第一歩

オートバイを入手したら自分色に染めてみたくなるのが人情です。
オートバイでカスタムといえばまずはマフラー、と考える方が多いのではないでしょうか。

そういう方向けに、たいていのオートバイには社外マフラーが用意されています。
1980年代のように、選択肢がたくさんあり好みの音を出せるマフラーを選ぶ、ということはやりにくくなっていますが、それでも車種によっては何種類か選ぶこともできます。

社外マフラーと言っても大まかには2種類あり、まずはサイレンサー部分のみを交換する方法、フルエキゾーストといってパイプ部分から全て交換する方法です。

市販されているオートバイはコストや耐久性の点から、パイプ部分は鉄やステンレスといった比較的重い素材が使われています。
ここをアルミなどの軽い素材にすることで、車体の軽量化が可能になります。

サイレンサー部分も鉄やステンレス製が多いのですが、こちらもアルミやカーボンなどにすることができ、フルエキゾースト交換ほどではありませんが、軽量化が図れます。
マフラー交換の利点は軽量化だけでなく、排気の抜けがよくなることによるパワーアップするというメリットも。

デメリットもあるので慎重に

デメリットとしては、音量が上がることがほとんどですのでうるさくなります。
駐輪場が市街地の場合は、一度大きな通りまで押していってエンジンをかける、帰宅時もしばらく手前でエンジンを切って押して歩く、と言ったことが必要になります。

車検に通るようなものでしたら問題ありませんが、車検非対応のものを装着し公道を走行した場合は整備不良でつかまることもあります。
音量的に問題なくても車検非対応品の場合は、車検のたびにマフラーを交換しなければなりません。

マフラー交換に際しても、毎度ガスケットの交換が推奨されますので手間だけでなくお金もかかります。
また、正規ディーラーの場合は違法マフラー装着オートバイの入庫が断られることもありますので、自分で整備が出来ないような方はマフラーカスタムは避けた方がいいかもしれません。

おすすめのメーカー

おすすめマフラーとしては、まずしっかりしたメーカーのものがおすすめです。

ヨシムラやモリワキといったメーカーのものでしたらまず大丈夫です。
こういったメーカーのものであれば、車検対応を謳っているものも用意していますので、そういうものでしたら車検時の交換も不要、ずっとつけっぱなしで行くこともできます。

また、古いオートバイの場合、マフラー交換時はキャブレーターの調整が必要になる場合もあります。

キャブレターの調整が出来ない場合はエンジンが不調になる、パワーが無くなるなどといったこともあります。
キャブレターの調整は素人では無理なのでショップに頼むことになります。


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