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大型バイクでゆっくりと走行するには

古いバイクには「暖機運転」が必要です

バイクに乗るために自動二輪教習所に行くと、必ずさせられるのが「一本橋」や「スラローム」です。
バイクの実技教習の中でもそれらの項目を苦手にしている人はかなりいるようで、何度やっても合格できずに諦める人も中にはいます。

大型バイクの場合は特に「ゆっくり走る」ということは非常に難しく、慣れないうちはかなり苦労することになります。

バイク運転のプロである白バイ隊の訓練でもゆっくりした走行で細かく方向転換をするという項目はかなり重点的に行われており、ライダーとしての技術を向上させるためには必須項目と言えます。

また古いバイクには「キャブレター」というエンジンにガソリンを送るしくみが使用されているので、冷えた状態のバイクを本格的に走行させる前に暖機運転をしなければいけません。
暖機運転では低回転でギアチェンジを頻繁に行うことでエンジン周りの部品を全体的に温め、運転しやすい状態に持っていくことができます。

新しい「インジェクション」車はそうした暖機運転は必要ないのですが、最初の準備運動として同じような低速運転ができるようになることで、細い住宅地などを楽に走行することができるようになります。

狭い道を楽に回るための方法

都内の住宅街などではかなり狭い道がぐるぐると続いているということがよくあります。
建物が多いと見通しも悪くなってしまいますので、高速で走行をすることができずゆっくり何度も方向転換をしていくことになります。

原付など軽いバイクならスイスイと進めますが、大型のミッションバイクになると細かい道はなかなかスムーズに移動するのが難しいです。

大型バイクで狭い道路をゆっくり走るときに重要になるのがクラッチコントロールです。
狭い道をスロットル(エンジン回転)のみで進もうとするとどうしても燃費も悪くなり、スピードにムラが出てしまいます。

そこで狭い道では1速ではなくわざと2速にギアを入れておき、半クラッチ状態にしながら体重移動をさせていくようにすると何度もスロットルを回さなくてもすみます。

急な方向転換が必要な直角の道路などでは思い切ってクラッチを切ったままにして侵入するとカーブの幅を狭く小回りで曲がることができます。

クラッチを切った状態のままにすると後輪にエンジンの回転が伝わらない無接続の状態になるので思い切って惰性だけで曲がるようにするとうまくいきます。
口で言うほど簡単ではないのですがこの方法をマスターするとかなり運転がうまくなります。

ゆっくり走行するときには大型バイクのエンジンを大きく回転させる必要はありませんので、できるだけ何度もエンジンを使用せず最初に出した速度をうまく利用していくということがコツになります。