大型バイクを持っているだけでかかる維持費
バイクを購入したときには管轄の陸運局にナンバープレートの登録をすることになります。
このとき自分名義で登録をしていると、毎年税金や保険の請求が登録名義人宛てに送付されてくることになります。
バイクを登録していることでかかってくる費用には「軽自動車税」「自賠責保険」「車検」があります。
これらは法律によって定められていることなので、自分で何かをして金額を減らすということはできません。
軽自動車税は2015年より大幅に改訂されており、バイクにかかる税金は非常に大きく上がることになりました。
これは自動車・バイクを取得するときにかかっていた税金が、購入金額に対してかかる消費税との二重取りではないかという批判を受けたためなので、税金の計算をされる人は最新のデータを参照にするようにしましょう。
しかし上記の費用は全くバイクに乗らない場合でもかかるものなので、実際に日々使用をしていく場合には「ガソリン代」「オイルなど消耗品の交換代金」「任意保険料」といったものがかかります。
400cc以上のバイクを所有している人が平均的にバイクにかけている維持費用としてはだいたい13万円が相場となります。
少しでもランニングコストを安くするには
いくらバイクが好きとはいえ、一台あたり年間13万円もかかるとなるとなかなかバイクを所有するのは難しくなります。
そこで自力で変更することができない税金などはおいておくとして、その他にかかる費用を少しでも減らすことを考えていくことになります。
そこでまずおすすめしたいのが、バイクを所有した初年度からだいたいどのくらいの費用がいつかかるかということを記録しておく方法です。
現在ではスマホアプリとしてバイクの状態を記録したり、どんなメンテナンスが必要になるか通知してくれるサービスがあります。
メーカー公式サイトなどにあるので自分の所有しているバイクのサイトを見てみてください。
そうしたアプリで自分のバイクの状態を記録しておくと、どのくらいの走行距離でどんなお金がかかるかの計算がしやすくなるので急な出費に焦ることがありません。
また毎日の整備を自分でできるようにし、車検を自分で通せるようにしておくと飛躍的にランニングコストが安くなります。
こうした自分で行う「ユーザー車検」は現在全国的に展開しており、普段からしっかり整備をしておくことで修理費をかけずに素早く車検を通すことができるようになっています。
自分で車検を受けると諸経費と自賠責保険を込みにしても2万円ちょっとくらいで済ませることができるので、自宅で整備できる環境がある人にはぜひおすすめをしておきたいです。