時期を選べば意外な高値がつくかも
何事も需要と供給があり、そのバランスが崩れると価格は安くなったり高くなったりします。
オートバイを売る際にも、この法則は当てはまります。
バイクを手放す際は、オートバイ市場の全体が活性化する時期、需要が増加する時期には高額で買い取ってくれるようになります。
そのオートバイ市場活性化する時期とは、ずばり4月と7月。
ゴールデンウイークや夏休みにといった長期休みに、オートバイで出かけたいというニーズが高まり買い取り価格も上がり気味になります。
オートバイ買い取り業者も4月頭に買い取ることができれば、整備したうえでゴールデンウイークの販売に間に合います。
夏休みも同じで、7月に買い取り整備して、夏休み前に販売、というのが良いタイミングです。
売るタイミングについて
一方、市場が動かないような時期には買い取り価格が下がり気味になります。
それは11月以降の寒いシーズン。
寒くなるとオートバイに乗る人も減り、売れ行きも鈍ってきます。
降雪地域だとそれはさらに顕著で、雪解け時期の4月位までは在庫を抱えることになります。
オートバイの販売店としても、在庫を持つことを避けたいので自然と買い取り価格は下がります。
ちなみに中古車を購入する場合は、この4月7月を避けたほうが良いでしょう。
購入時も需要と供給の法則に当てはまり、4月7月は比較的高額に値段がつけられています。
11月以降の冬のシーズンに買った方が、比較的安く購入することができます。
というわけで、オートバイを手放すのは4月か7月がいいのですが、このシーズンを待っている間に所有しているオートバイのモデルチェンジが行われた、といった場合、買取価格は著しく下降します。
限定モデルやレアモデルであれば別ですが、モデルチェンジが行われると古いモデルの価格は一気に下がります。
モデルチェンジと買い取り価格の関係についてはかなりシビアで、モデルチェンジの発表があっただけでも買い取り価格は下がりますので、売り時には十分注意しましょう。
走行距離も考慮に
また、走行距離でも査定価格は変わります。
走行距離は、多くなれば買い取り価格は下がるようになっています。
この買取価格は、おおむね5000kmごとに変わるというのが定説です。
走行距離が5000km増えるごとに、買い取り価格が下がっていきます。
手放すことを検討している方は、走行距離にも気をつけてください。
例えば走行距離が4900kmだったら、それ以上走らずに手放ししてしまうことをおすすめします。
しかし売りたいときが売り時、なるべく新鮮なうちに手放す、というのも一つの方法です。
ほしいオートバイがあり、買い替えを考えているならば、即手放して新しいオートバイを買った方が楽しくツーリングできますよ。